職場に馴染めていない
話すのが苦手だ
上司や異性との会話がうまく続かない
こういった悩みにお答えします。
✓結論
5W1Hが基本!ミラーリングや悩みトピックスもからめて話を展開できればさらにGood!!
✓記事の根拠
筆者は某県庁の行政職員(技術職)として3年間働きました。
主な担当業務は公共事業で、事業の計画をたてるところから実際に工事を発注して契約するのが主な仕事でした。
持ち前のコミュニケーション能力を駆使して、職場の同僚や上司とは良好な関係を築いていたおかげで円満に退社することができました。
現在はブロガー、webエンジニア、ライターとして生きています。
✓目次
5W1Hを意識する
5W1Hを意識することで劇的に会話を長続きさせることができます。例えば、
”先週の金曜日居酒屋に行ってきたんだー”と急に相手から話を振られたとします。
あなたならなんと答えますか?
”へぇー。いいね。”とだけ答えて会話が終わってしまうのはなんだかもったいないですよね。
会話している相手が嫌いなやつならすぐに会話が終わってもいいかなと思えるかもしれませんが、大事な取引先や気になる異性、奥さんや、奥さんのご両親、会社の先輩や後輩との会話
との会話ではもっと会話をはずませることができたら、相手とより良好な関係を築けるのにと感じてしまいます。
ここで、”先週の金曜日居酒屋に行ってきたんだー”の返答として5W1Hを意識すると
誰と一緒にいったの?(WHO)
どこに食べにいったの?(WHERE)
何を食べたの?(WHAT)
なにかの打ち上げで行ったの?(WHY)
居酒屋には徒歩で行ったの?(HOW)
と、それだけで返答の選択肢が増えるのがわかると思います。
これ以降の会話では5W1Hの質問を起点として、そのことを深く掘り下げて会話を展開していくのもいいですし、5W1Hの質問を複数からめて会話を展開していくのもありです。
何を食べたのか詳しく聞けば、その人がどんなものが好きなのかわかりますし、誰といったのかを聞けば、その人の交友関係もわかります。そもそも居酒屋に行くということは、お酒が好きな可能性が高いのでどんなお酒が好きなのかでも話を掘り下げることができます。
5W1Hで会話を展開していくのには、複数の選択肢が浮かぶだけでなく、会話のタネを見つけられるというもう一つ大きなメリットがあります。
5W1Hでいろいろ質問した結果、焼き肉が好きだとか双子の姉妹がいるとか、ボルダリングが趣味だとかさまざま情報を聞き出せると思います。それらの聞き出した情報は次に会話をするときまで覚えておくことで、次回の話のネタに流用できます。
会話した内容全部を詳細に覚える必要はないので 誰と行ったのか、どこにいったのか、何が好きなのか
要点だけ覚えるようにすればいいと思います。
次に会話をしたときに、少しでもその人に関する情報があれば切り札として、会話が続かなくなったときに話を展開しやすいのと、話をした本人も、自分について覚えてくれていれば嬉しいので、会話も弾むことでしょう。
コミュニケーションにおいては、信頼を獲得することがより会話を長く続けるコツです。
話す 情報を聞き出す 話す 情報を聞き出す
これを何回か繰り返していれば、自然とあなたに対する信頼が蓄積されていき、あなた=話していると楽しい人になっていくことでしょう。
同じ質問で返す
人間は沈黙が嫌いな生き物です。会話が途切れて沈黙の時間がしまうと自分も相手も不安になってしまいます。
ですから、なるべく沈黙の時間を作り出さないように、とりあえず会話を繋ぎ止めるのに有効な手段をお教えします。下の会話を例に見ていきましょう。
【相手】どんな音楽が好きですか?
【こちら】〇〇っていうアーティストが好きですね。
私はロックが好きで、フェスとかよく行ってました。
△△ってアーティストの□□っていう曲もおすすめですよ。
なんて会話があったとします。
ひととおり自分のことについて話し終わって会話が途切れそうになり、沈黙の時間が流れそうな状況になったら、同じ質問を相手に聞き返すのが有効です。
直前の話題について話を振ればよいので、5W1Hのように次の展開を考えながら会話を組み立てなくていいという点でメリットがあると思います。
また、同じ質問に同じ質問で返すのは、ミラーリングという心理学的効果もあります。
人間は好印象を抱いている相手に対して、無意識のうちに鏡を移したように同じ動き、行動をしてしまうことがあります。これを応用して、こちら側から意図的にミラーリングをすることで相手の興味をひいたり、好感を与えることができます。(やりすぎは厳禁ですが、、)
最初、5W1Hが難しいなと感じるようであれば、同じ質問をちょこちょこ会話に織り交ぜて会話を展開することからはじめてみることをおすすめします。それができたら、5W1Hとステップを踏んで実践していきましょう。はじめからすぐにデキる人はいません。できたという成功体験を積み重ねて、自信をつけていきましょう。
ただし、何度も言いますが、やりすぎは厳禁です!!
お金、恋愛(家族)、仕事に関わる話にもちこむ
お金、恋愛(家族)、仕事 これらは人間の3大の悩みと言われています。
多くの人がこの3つのトピックスに関わる悩みを抱えている可能性が高いということであり、それはすなわち万人に共通の話題になりうるということです。
【こちら】最近仕事どう?今年から部署異動したよね?
【相手】いやぁ、実は忙しくてさぁ。上司がなかなかの曲者で、、、
みたいな展開になればこっちのもんです。あとは上記の5W1Hあたりを使えば相手のほうからたくさん喋ってくれると思います。
多くの人が悩んでいたり、悩むまではいかないでも、頭の片隅では常に考えているようなトピックスですので、こういった話題にうまく誘導することができれば、比較的長い時間会話を続けることができるのがメリットです。
この場合の注意点としては、こちら側が相手の話をしっかり聞いてあげることです。(スマホ片手に話半分で聴くのが一番良くないです。)決して話の途中で遮ったりせず、あいづちをしたり、相手の目を見たり、しっかり話を聞いているよっていうサインを出しながら、しっかりと相手の話に耳を傾けてあげてください。
また、悩みをもってる人は、誰かに聞いてほしいのです。必ずしもアドバイスをしてほしいわけではありません。悩みを一緒に聞いてあげることが不安を緩和することに繋がります。考えの押しつけではない、あくまでも参考程度のアドバイスならしてもいいと思います。(しかし相手の話を聞き終わった後で。)
話をする側は頭の中が整理されるのでスッキリしますし、しっかり聞いてくれたという印象を与えられれば、あなたに相談してよかったと思うはずなので、相手の中での、あなたの立ち位置、評価が上がること間違いなしです。今後も定期的にコミュニケーションを取ってくれることでしょう。
話を聞いてあげることで、自分は好印象を与えられ、相手は安心して、下手したら感謝されます。
先程も書きましたが、コミュニケーションにおいては、あなたと話してよかったという信頼を積み重ねていくことが非常に大事であることがおわかりいただけるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、会話が続かず悩む人向けに、仕事でも恋愛でも使えるテクニックをお伝えしました。具体的な内容は
ポイント
5W1Hを意識する
同じ質問で返す
お金、恋愛(家族)、仕事に関わる話に持ち込む
でした。
今回は実践しやすいように3つに絞って具体的に書きましたが、コミュニケーションにおいて一番大事なことは、相手に興味を持つことだと思います。
相手に興味があって、気になるようであれば、自然と相手を知りたいと思うようになりますし、聞きたいこともたくさん思い浮かぶと思います。
逆に相手に興味が持てなければ、いくら頑張っても会話は長続きしません。
相手に興味を持ち、相手の話にしっかり耳を傾け、信頼を積み重ねていくことでよりよいコミュニケーションが生まれることでしょう。
まずはちょっとでもいいので成功体験を積み重ねていきましょう。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
ではでは。