ボーナスの有効的な使い方を知りたい。
公務員的節約術を知りたい
新NISAはやらない方がいい?
そういった疑問にお答えします。
結論
ボーナスを賢く使うために、計画的な予算設定と貯蓄を行い、長期的な投資や節約を心掛けましょう。固定費の見直しやエコ生活で家計を安定させ、将来に備えることが重要です。
記事の信頼性
筆者は某県庁の行政職員(技術職)として3年間働きました。
主な担当業務は公共事業で、事業の計画をたてるところから実際に工事を発注して契約するのが主な仕事でした。
公務員は3年で退職してしまいましたが、当時の経験を発信しながら、現在はブロガー、webエンジニア、ライターとして生きています。
それでは早速みていきましょう。
公務員にとっての賢いボーナスの使い方とは?
公務員のみならず、我々社会人にとって、ボーナスは大切な収入源です。特に公務員になりたての若い世代については、手取りも少なく、ボーナスがかなり重要であることは筆者も理解しています。
筆者自身、ボーナスはぱぁーっと使っておりました。日々頑張っている自分にご褒美として、前から欲しかった一眼レフを買ったり。高級レストランでデートしたり。
もちろんお金は使うためにあります。もし明日死んでしまったら、いまあるお金は無駄になってしまいます。そうならないためにも使えるうちに使っておくのもまた正しいと思います。
ただ、元公務員だった筆者が今になってこうしておけば良かったと少し後悔している点は、もう少し計画的に使うべきだったなということです。
2024年現在、円安と物価高のダブルパンチで、世の中の家計は逼迫しているところが多いのではないでしょうか。お金はたくさんあっても困らないです。
老婆心ながら、年に2回支給されるこの特別な収入を賢く使うことで、家計の安定や将来の備えに繋げることができるということも頭の片隅においておいてもらえたらなと思いこの記事を書いています。
まず、ボーナスの使い方について考える際に重要なのは、計画的な予算設定です。ボーナスが支給される前に、何にどれだけ使うかを明確にしておくと、無駄遣いを防げます。
次に、ボーナスの使い道を優先順位に分けることが大切です。まずは、生活必需品や定期的な支出に充てる部分を確保します。次に、緊急時の備えとしての貯蓄や保険料の支払いに充てると安心です。家計に余裕がある場合、住宅ローンの繰り上げ返済や教育資金の積み立てなど、将来の大きな出費に備えることも有効です。
最後に、自分自身や家族のために使う「楽しみ」の部分も忘れずに確保しましょう。旅行や趣味、家族とのイベントに使うことで、日々のモチベーションが高まります。ただし、この部分は全体の予算の一部に留め、バランスを保つことが重要です。
ボーナスを活用した貯蓄と投資のポイント
岸田首相は近年、”貯蓄から投資へ”という言葉をよく口にしています。一度は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
言わんとすることはわかるのですが、多少投資の心得がある筆者からすると、”貯蓄も投資も”の方がしっくりきます。
ようは貯蓄と投資のバランスを取ることが大切だよねっていうことです。それはボーナスの使い方についても同様で、まずは手元に十分な緊急資金を確保することが重要です。一般的に緊急時の備えとして生活費の3〜6ヶ月分を目安に現金で保有しておくことが推奨されています。
そのくらいは貯蓄があるよっていう人であれば、次に投資を検討します。公務員は安定した収入があるため、リスクを分散させつつ長期的な視点での資産運用が可能です。
例えば、NISAやiDeCoなどの税制優遇制度を利用することで、税金の負担を軽減しながら資産を増やすことができます。また、投資信託や株式投資も選択肢の一つです。これらの投資商品は、専門家による運用が行われるため、比較的手間がかからず、長期的に資産を増やすことが期待できます。
この辺の詳しいことについては以前記事を書いているので参考まで
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ちなみに株や投資信託、不動産投資は資産運用にあたるので、副業にはあたりません。確定申告さえしっかりやっていれば、公務員でも全く問題なく挑戦可能です。
ただし、投資にはリスクが伴うため、自分でしっかり勉強して、自己責任でやりましょう。
自分のリスク許容度を理解し、分散投資を心掛けることが重要です。また、投資先の情報収集や定期的なポートフォリオの見直しを行うことで、リスクを最小限に抑えることができます。投資は長期的な視点で取り組むことが成功の鍵です。
公務員のボーナスで節約を実現する方法
公務員のボーナスを上手に使うことで、節約を実現する方法もあります。
まず、ボーナスの一部を固定費の見直しに充てることです。例えば、住宅ローンの繰り上げ返済を行うことで、将来の支払い利息を減らすことができます。また、保険料の見直しや、通信費、光熱費の削減など、日常的な固定費を見直すことで、長期的な節約効果が期待できます。
次に、ボーナスを使ってまとめ買いや先払いをすることも有効です。例えば、日用品や食品のまとめ買いを行うことで、単価を下げることができます。また、年間の公共料金や定期的な支出を一括で支払うことで、割引を受けることができる場合があります。これにより、毎月の支出を減らし、節約効果を高めることができます。
さらに、エコな生活を心掛けることも節約に繋がります。例えば、エネルギー効率の高い家電への買い替えや、自家用車の使用を控え、公共交通機関を利用することで、光熱費や交通費の削減が可能です。また、日常的な節電や節水を意識することで、少しずつですが、確実に節約効果が得られます。
まとめ
公務員のボーナスを賢く使い、貯蓄や投資に回すことで、家計の安定や将来の備えが可能になります。
まずは計画的な予算設定と優先順位を決め、生活必需品や緊急資金に充てることが大切です。その上で、長期的な視点での投資を検討し、税制優遇制度や分散投資を活用することがポイントです。
また、固定費の見直しやまとめ買い、エコな生活を心掛けることで、節約効果を高めることができます。これらの方法を実践し、ボーナスを最大限に活用して、より豊かな生活を送りましょう。