出典:SONY
なぜSONYがクルマを開発するのか?
Vison-Sの性能
SONYが描くMaaSとは?
こういった疑問にお答えします。
結論
ソニーがモビリティ業界に対してどう貢献できるかを考えた結果がVISIONーS
記事の根拠
SONY Apple Softbank と大手に勤務していた
筆者の嫁さん(機械オタク)直伝の本当にすごいプロダクトから
それを支える技術やその秘話。また、勤務していたからこそわかる
お得な情報などを発信しています。
ちなみに筆者は元公務員で現在はブロガー、webエンジニア、ライターをやっています。
目次
目次
1なぜソニーがクルマを開発するのか
2VISIONーSの性能
3 ソニーが描くMaaSとは
4まとめ
それでは早速見ていきましょう。
なぜSONYがクルマを開発するのか
“モビリティが次の10年を牽引する大きなトレンドになる“
“ソニーはそこに対してどんな価値を提供できるか。どう関わっていけるか“という考えを出発点に2018年からコンセプトカーであるVISIONーSの開発をスタートさせます。
ソニーが持つイメージセンシング、エンタテインメント、通信、AI/クラウドなどの技術・ノウハウを結集させて既存のものとは異なる全く新たな体験をユーザーに提供することを目標に開発・検証を続けてきました。
昨年1月7日ラスベガスで開幕したCES 2020でVISIONーSは初公開され、世界の注目を集めました。また、今年に1月に開催されたCES 2021では公道を試験走行する動画も公開されました。
VISION-Sの開発に関して、マグナ・シュタイヤーなど提携している自動車サプライヤーの協力はあれど、自動車メーカーではないソニーにとってクルマの開発は大きな挑戦であったと想像できますが、2年間という短期間でここまで細部まで作られた完成度にはSONYの本気を伺えます。
VISIONーSの性能
イメージセンシングを活用した安全性
ソニーのセンシング技術と高解像度モニターHDRなどの信号処理技術で人の視覚を超える視認性と安全性を確保。
ソニーが開発した車載向けCMOSセンサーを中心に、車内外に搭載された33個のセンサーで車外はもちろん車内の状況もリアルタイムに見守りドライバーにフィードバックしてくれる。
出典:SONY
クラウドやAIネットワーク技術を駆使した運転性能の常時アップデート
プロトモデルでは自動走行や自動パーキング、自動車線変更などlevel2相当の自動運転実現しているが、今後ソフトウェアのアップデートでlevel4相当の自動運転を実現可能なんだとか。
vision-s本体は5Gネットワークに接続することで、リアルタイムにデータが蓄積、同期され
システムやアプリケーションも常時更新される。
車体をモデルチェンジせずとも常に進化することになり、ドライバーは常に最新で使い勝手のよいUI/UXを堪能できます。
出典:SONY
エンターテインメント空間の創造
ソニーの立体音響技術を駆使し、シートごとに独自の音場を設定し一人ひとりに最適な臨場感のある360 reality Audioを搭載。
全方位から音に包まれるような体験を実現し、車内カーエンタテインメントとしては今までにない没入感と臨場感を追求しています。
また、自宅にあるplay station5のソフトを持ち出して車内で楽しむことも可能。今後はVRコンテンツなども楽しめるようになるのではないかと思います。
出典:SONY
SONYが描くMaaSとは
「モビリティの時代はシンプルなハードに対して、複雑なソフトウェアで制御していく構造になっていく。これまでの自動車とは製品としての構造が大きく変わる」とSONYの現社長である吉田賢一郎氏は話しています。
そうした中ではハードウェアよりもソフトウェアが重要になっていくため、多様なシステムと連動していけるよう、順応性の高いシステム開発をテーマとして目指しているのだとか。
実際SONYはVISIONーSを販売する予定はないと発表しています。あくまでもサプライヤーとして自動車メーカーに対して部品を供給するということなのか。
それともプラットフォームとしての移動空間を提案し、サービスとして提供していくのか。その真意は定かではありませんが、今後もSonyがモビリティ業界にどの様にコミットしていくのか目が離せません。
まとめ
VISIONーSはソニーが長年培った技術をフル動員して挑むモビリティ業界への挑戦
テクノロジーによって感動空間を提供するのがVISIONーSのコンセプト
SONYからもVISIONーSからも目が離せない!!
動画:ソニーが車を作る理由
記事の内容は以上になります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
ではでは。