- 公務員試験を受けようと思うけれど何から始めればいいの?
- 公務員への転職を考えているが、独学でもいけるのか知りたい。
- どれくらいの期間勉強すればいいのか知りたい。
- 狙い目の試験区分はどこなのか知りたい。
この記事ではこういった疑問に答えていきたいと思います。
結論:社会人でも3ヶ月あれば面接までいける!
記事の根拠
筆者は新卒3年目で公務員(行政職員)を自己都合で退職しました。
転職先候補としてあまり気乗りはしなかったのですが
他の自治体の公務員(行政職)も受けてみようと軽い気持ちで受けてみたところ、
準備期間が3ヶ月しか無かったのですが
一次試験突破!そのまま二次試験試験、面接と進みました。
社会人はもちろん就活で忙しい大学生など ”とにかく時間の無い”
”効率の良い勉強方法が知りたい” という方に向けて僕の勉強法が役立てば幸いです。
では早速見ていきたいと思います。
目次
1.独学なのか予備校に通べきか
2.どのくらい勉強すれば良いのか
3.どの試験区分が狙い目なのか
4.まとめ
1.独学なのか予備校に通うべきか
→結論、独学でいけます。
そもそも日中仕事してる社会人なら、予備校通ってる時間はなかなか確保できませんよね。
予備校であれば、これまで培ってきた実績から本番に近い想定問題や模試などを提供してくれるとは思います。
それは間違いないと思うんですが、大手の予備校さんで出している教材はかなり値段の張るものが多いです。
お金に余裕のある人は別ですが、既製の教材も質の高いものが多いので、無理して高い教材を買う必要はないと思います。
また、最近はyoutubeなどの動画コンテンツをうまく利用すれば座学で学ぶより、効率的に学習できますので、
おすすめです。筆者は座学が大っ嫌いなのでよく動画で勉強してました。
2.どのくらい勉強すれば良いのか
→結論:(平日の)夜2時間を継続しましょう。
公務員試験に限りませんが、たいていの資格や試験の勉強って習慣化することが大切だと思っています。
毎日同じ行動してれば勉強しない日をなるべく作らないようにできます。
また、日々の進捗率が一定であれば、計画的にまんべんなく試験範囲を勉強できるので
進捗の管理もしやすいので試験の戦略も立てやすくなります。
”2時間”というのにも理由がありまして、僕の実体験に基づいた数字なのですが、
端的に言えば”ちょうどいい時間”なんですよね。
社会人が夜9時から勉強開始したとしても23時ぐらいまでです。
1時間だとちょっと少ない感じがしてもうちょっとやっとくかって不安になるし
3時間だと結構疲れるので毎日続けようと思うと大変です。
でも、毎日2時間なら頑張れる気がしませんか?
もちろん、時間が十分確保できる人や、休日はたくさん勉強していただいて良いのですが
平日も少しでも勉強したり何かしら触れておくのは大事なことだと思いますので
ぜひ実践してみてください。
元も子もない話をしますが、結局のところ、試験の準備にかけられる時間が多いに越したことはないと思います。
それだけ対策できる時間が増えますからね。
しかし、かけられる時間に比例して合格率が上がるわけではないと思います。
ようは効率です。
時間が少ないなら、その分密度を濃くすればいいだけの話です。
その点においては、上記の学習動画の活用はとても効率的だと思います。
効率を意識して学習を進めましょう。
3.どの試験区分が狙い目なのか?
→結論:地方上級の技術職がおすすめです。
行政職員を目指すとなったとき、大きく分けて3つの選択肢があると思います。
■国家公務員
■地方公務員
■市町村職員
行政職員の種類に対する細かい説明は割愛しますが、受験区分によって合格率は大きく変化すると思っています。
人気の自治体なら倍率20倍になるようなところもあるとか。
自分が受験する枠がどれくらい人気があるのか(例年どれくらい採用されているのか)、
競合はどれくらいいるのか(倍率はどれくらいか)、試験はどれくらいの難易度なのか
こういった基本的な情報は、必ず把握しておくようにしましょう。
これらの情報は各自治体の募集要項やHP上で公開されていると思いますので、
一度確認してみるのもいいかもしれません。
その上で私がおすすめするのが、地方公務員の技術職です。
なぜなら、そこまで試験の難易度が高くなく、行政職の枠より倍率が低い傾向にあるからです。
なんだかんだ言って国家の問題は難しいです。
数的処理(算数みたいな問題)の問題一つとっても、癖のある問題が多いといいますか、
考えさせる系の問題が多いので難易度は高めです。
一方、市町村職員はそこまで問題の難易度自体はそれほど高くありませんが、
倍率が高めになる傾向があります。(場所によってまちまちですが...)
その点地方公務員は、問題の難易度がそれほど高くない傾向にあり、
かつ毎年一定数募集があって市町村に比べると倍率もそこまで高くならない傾向にあります。
でも、“一般行政じゃダメなの?技術職とか専門の勉強してないからわからないよ“
って思われる方もいらっしゃるかと思います。
実際、地方上級の募集要項などを見てみると行政職の方が定員も多いし、
技術職は専門的な内容を問う試験があると書いてあったります。
ので、大半の方は行政職を目指しがちですが、狙い目は技術職です。
なぜかというと行政職では必須の法律対策と、論文や面接試験の時間を省けるからです。
ようは技術職だと出題範囲が狭くなるので時間の節約になるよねって話です。
僕は理系だったので、法律関係の勉強は学生のころ全くやってませんでしたし、
この試験のためだけにイチから学習するのはめちゃめちゃ非効率だと思ったので、
時間を短縮できる技術職の枠で受験しました。
また、自治体によっては行政職で受験すると、何度も面接を行うところがあります。
面接の他にも論文試験など行政職は技術職に比べて試験項目が多い傾向にあります。
試験が長引くと、メンタル的にも金銭的にも辛いことも理由として挙げられます。
ちなみにもう一つのメリットを話しておくと
逆張りの発想で、大抵人が一般行政の枠で目指すので
他の人が選ばなそうなところで受験すると、倍率が低くなるので、
結果的にうまくいくケースがあります。
具体例を挙げておくと、僕が2次試験を受験した際に仲良くなった人がいたんですが、
その人も社会人からの転職組で、銀行員の方でしたが、本業とは全然関係ない
看護系の技術職の枠で最終試験に進んでました。
もちろん、 ”なにがなんでも行政職がいいんだ” とか ”学生時代は法律関係の専攻だったからそ余裕ですわ”
という人は行政職目指してもらって全然かまわないんですが
枠に関しては、特にこだわりがなく、公務員になれればええんじゃいって方には
人には断然、技術職で受験することをオススメします。
4.まとめ
・既製品の参考書等を使用して、独学で受験するのがおすすめ!
・勉強は週間化が大事!1日2時間を継続しましょう!
・地方公務員の試験の難易度は低め。受験するなら一般行政職ではなく技術職が狙い目です。
最後までご覧いただきありがとうございます。