- 公務員になりたいが何から勉強していいかわからない。
- 公務員試験の勉強をしているが、なかなか時間が確保できないので
効率的な勉強方法が知りたい。 - 最短で受かるにはどうしたらいいか知りたい。
この記事ではこういった疑問にお答えします。
記事のテーマ
最短で公務員試験を突破するための思考プロセスをご紹介します。
記事の信頼性
筆者は新卒3年目で公務員(行政職員)を自己都合で退職しました。転職先候補としてあまり気乗りはしなかったのですが
他の自治体の公務員(行政職)も受けてみようと軽い気持ちで受けてみたところ、準備期間が3ヶ月しか無かったのですが
一次試験突破!そのまま二次試験試験、面接と進みました。
社会人はもちろん就活で忙しい大学生など ”とにかく時間の無い”
”効率の良い勉強方法が知りたい” という方に向けて僕の勉強法が役立てば幸いです。
では早速見ていきましょう。
目次
1.無駄なことをやってる時間はない
2.知識を”覚えている”と”知識”は違う
3.時間がないは言い訳
4.本業は手を抜かない。むしろ真剣にやる。
5.まとめ
無駄なことをやってる時間はない
→結論:極力勉強しなくてもいい方法を考えましょう。
例えば、もしあなたが大学の数学課で学んでいたという過去があって、多少なりとも数字の計算や
論理的な思考を必要とする問題に慣れているとします。
であるならば、今まで触れたことがない(であろう)世界史や、哲学など社会科学系の単純暗記課目に
時間を割くより、数的処理や資料解釈、自然科学などの数字を扱うものや論理的な思考を必要とする
科目に絞って勉強するべきです。
なぜなら、今まで触れたことがない(もしくは苦手な)分野で一定の点数をとれるまでレベルを引き揚げるより、
得意(もしくは好きな)分野を伸ばして、確実に点を稼げるレベルまで引き揚げる方が断然時間的なコストは少ないからです。
だって好きな分野の方がやる気も出るし、集中力もでるでしょ。
公務員試験ではまんべんなくいろんな分野を解けるようになる必要はないです。
全分野の問題を解けるようにする必要もないです。ただ、基準となるラインまで得点を積み上げればいいんです。
ようは、総得点が合格の基準に届いてさえいればいいのです。
ですから自分が得意な分野で拾える問題を確実に拾って、着実に点を積み上げていくのが合格への近道です。
知識を”覚えている”と”使える”は違う
→結論:”使える”レベルの知識を身に着けましょう。
社会人になって気づいたことがあるのですが、物事やある知識について
”知っている”と”使える”は根本的に違います。
例えば、格差社会という言葉があります。誰しも一度は聞いたことがあるかと思いますが
これを小学生やお年寄りでもわかるように説明しろと言われたらと格段に難易度はあがりますよね。
端的に言えば、これが”知っている”と”使える”の差です。
本質的に正しく理解しているのであれば、何も見なくても自分の言葉で人に説明できて当然です。
解法がある問題なども同様で、基本がしっかり理解できてさえいれば、
応用問題もそれほど苦労しないで解けるはずです。
普段の勉强から、”自分は何も見なくてもこれを人に説明できるか?”
”知っているだけの知識になっていないか?””本質的に理解しているのか?”
という視点で自分の学習状況を定期的にチェックしてみるのも良いかもしれません。
”使える”知識を増やすことのメリットとしては時短に繋がることが挙げられます。
基本的な問題も応用問題もベースとなる考え方は同じはずです。
使えるレベルの知識が身についていれば、基本を応用するのは簡単です。
だから本質的に深い理解ができていれば、少ない学習で済むはずなんです。
時間がないは言い訳
→結論:時間はひねり出すもの
社会人だけに限らず学生もバイトに授業にサークルに、普通に生活していても忙しいものです。
ちゃんと勉强時間が確保できないのは、時間がないからだと決めつけがちです。
しかし、”時間がない”は言い訳だと思っています。ここで少し小話を。
僕の知り合いにIT系会社のCEOがいるのですが、その人は本業で多忙な中でも、
地域コミュニティの活動に積極的にコミットしていて、寝る時間を削ってまで
その活動のプロジェクトに参加しています。
前に理由を聞いたことがあるのですが、会社が稼いだ利益は社会に還元することで
経済を回すことが企業の使命であり、その一部が社会奉仕活動だとおっしゃっていました。
圧倒的に僕よりも多忙なはずなのに、この人はなぜここまでやるのだろうと思っていましたが、
その人の仕事量を見ていて、”時間がない”はただの言い訳だなと思いました。
本当に情熱を持っていること、やるべきことや使命があるのであれば、
朝早かろうが、夜遅かろうがその時間をひねり出すのが、一流なんだなと感動したのを覚えています。
少々話が脱線しましたが、みなさんも言い訳をせず、忙しい中でも勉強時間を確保して、
限られた時間を有効に活用するようにしてください。
本業は手を抜かない。むしろ真剣にやる。
→結論:本業は全身全霊で取り組む。
試験まで時間がなくなってきたり、勉强の進捗具合があまり良くないと、焦ってきます。
そうなると仕事も散漫になってパフォーマンスが落ちがちです。
ですが、そんなときこそ本業を頑張るときです。
本業を全力でこなして、業務が効率的に進めば、定時に帰れます。
定時に帰れれば、十分な勉強時間も確保できますし、十分な睡眠時間も確保できます。
また、効率的に仕事を終わらすスキルが身につくと、どこをショートカットして、
どこに力をいれればいいのかがわかってくるので、試験勉強においても効率的に
勉強する方法がわかってきますし、
普段の業務に加えて、試験勉強というタスクを抱えながら、日々を過ごしていることになるため、
試験勉强が終わったあかつきには、
普段の業務なんて余裕にこなせるだけの処理能力と業務管理スキルが身についているはずです。
急がば回れとはよく言いますが、勉強時間がしっかり確保したいなら、本業をしっかりこなすことが近道です。
まとめ
○無駄なことをやってる時間はない
→極力勉強しなくてもいい方法を考えましょう。
○知識を”覚えている”と”知識”は違う
→”使える”レベルの知識を身に着けましょう。
○時間がないは言い訳
→時間はひねり出すものです。
○本業は手を抜かない。むしろ真剣にやる。
→本業は全身全霊で終わらす。
いかがだったでしょうか。最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さんの頑張りがいい結果をもたらしてくれますように。