試験勉強は頑張っているけどいまひとつ点が伸びない
苦手科目を克服したい
選択肢最後の二択でいつも間違ってしまう
こういった悩みにお答えします。
✓結論
試験対策最強の一冊はこれ以外考えられない!解き方にコツがありますが、ロジックさえ理解してしまえば選択肢に惑わされることなく得点できるようになります!
✓記事の信頼性
某県庁の行政職員(技術職)として3年働いた結果、仕事に不信感を抱き退社した筆者ですが、
転職先としてあまり気乗りはしなかったものの、他の県の行政職も一応受けてみたところ、準備期間が1ヶ月でも見事一次試験突破。
人生で公務員試験は3回受けているのですが、3回とも一次試験を突破しました。勝率は100%です。
公務員の仕事は嫌いですが、待遇面でとても魅力的な仕事だとは思います。公務員になりたい人を否定するつもりもありません。
筆者の短い公務員生活で培った知識でも、必要としている人に届けばいいなと思い記事を書いております。
前置きが長くなりましたが早速見ていきましょう。
✓目次
最強の一冊
This is it! それがこの本です。
公務員試験㊙裏ワザ大全
毎年マイナーアップデートがされているようですが根底は同じ考えに基づいていて、年度は違えど同じロジックで解ける解法が数多く解説されています。
この本の興味深いところは、公務員試験の出題者の視点で公務員試験が研究・分析され、それを解法に落とし込んでいるところです。
他のあまたある参考書の多くは、教養試験という「壁」をいかに”効率よく、うまく正面から登るにはどうしたらいいか”というアプローチなのに対して、この本は「壁」に空いた穴を”いかに探しだしてうまく通り抜けるにはどうしたらいいか”というアプローチで書かれていると思います。そこがこの本が他の本と一線を画していると感じるところです。
ようは、出題者がどうやって回答者を惑わせようと問題を作成しているかというプロセス学び、理解することにより、誤答をいち早く見つけ選択肢から排除することが可能となり結果的に正答を導き出せるというものです。
誤答を選択肢から除外していく作業には、頭も使いますし、多少慣れが必要ですが、この本の解法で問題を解く練習を積み重ね、解き方さえ身につけてしまえば、問題文を読むまでもなく正解を見つけることも可能となります。
もはやチート級ですよね。この本の著者が裏ワザと名付けるのも理解できます。
おすすめの使い方
極論を言ってしまうと、問題の相性にもよりますが、筆記試験についてはこの一冊を極めれば一次を突破できる可能性があると思います。実際それくらいのポテンシャルを秘めているとは思います。
しかしこの本だけに依存するのもまた危険だと思っています。
なぜなら、この本の裏ワザでは解けない問題も存在するからです。実は、この本に記載されている解法を使って数字を扱う問題(例えば物理や数学や化学)と数的推理や判断推理、資料解釈等の問題を解くのに適していません。(選択肢によっては解けるかもしれませんが、、)
そしてこれは体験談なのですが、解法で解けるたぐいの問題でも、100%正答を選べるかといえばそうではありません。いいとこ7割位の確率です。(単に筆者自身が解法をマスターしていないせいもあるかもしれませんが)
その理由としてこの本は頻繁にアップデートされていますが、出題者もまた、定期的に試験問題をアップデートし続けているからだと考えています。出題者としても、簡単に正解されては困りますからね。これらの理由からこの本の解法に依存しすぎるのはよくないと筆者は考えています。
じゃあどうやって使えばええんや?という話ですが、結論から言えば必要最低限のところは正攻法でこつこつ勉強して、その上でこの本の解法も頭に入れるようにするのがベストだと思います。二刀流ってやつです。
この解法では適さない問題があるのは事実ですが、この解法で瞬殺できる問題が存在するのもまた事実です。そして、さらなるメリットとしては捨て科目でも得点できる可能性が高いことがあげられます。
公務員試験では出題範囲が広すぎるため、あらかじめ捨て科目を決めて勉強する範囲を限定するのはよくあることかと思いますが、本にある裏ワザを使えば、全く勉強していない科目であっても選択肢を見れば正答を選べる可能性が上がるので、全体の正答率が底上げできるという利点があります。
実際、この本の著者は作中で、「正攻法では判断に迷う問題でも、この本の解法を使えば正解にたどり着ける」と語っています。正攻法の解法とこの本の解法を組み合わせてより多くの問題を解くというのが非常に有効であり、その精度を上げられれば合格へぐっと近づくと筆者自身も感じています。
筆者は転職期間中、ある地方自治体(地方上級相当)の筆記試験を受験したのですが、裏ワザ本とワニ本(畑中敦子先生シリーズ)と過去問500だけで筆記試験に挑んだことがありまして、準備期間はもろもろの都合上、たった1か月しかなかったのですが、運よく受かりました。
おそらく普通に正攻法でこつこつ勉強する方法だけでは、準備期間が短すぎてまず受からなかったと思います。ですが、この本の知識も活用し正攻法と裏ワザの二刀流で挑むことで大幅な勉強時間短縮につながり、結果的に合格ラインに達することができたのではないかと感じています。
組み合わせて使うとさらに効果を発揮するおすすめ教材
この本がどれくらい魅力的なのか、多少なりともご理解いただけたのではないかと思うので、ここからは、組み合わせて勉強するとより効果を発揮する本たちについて、いくつか紹介したいと思います。
過去問500
裏ワザ本の著者も作中で、裏ワザを練習、実践するのには予想問題集ではなくて、実際の過去問がおすすめであると語っています。予想問題集等は公務員試験の実際の問題作成者ではないので、裏ワザで解くのに適していないというのが理由らしいのですが、その理由はまっとうだと思うので、筆者も裏ワザを身につけるために、過去問が大量にある参考書を購入しました。
過去問100シリーズは参考書の中では物理的に少し大きいですが、その分、問題数も豊富で出題科目も多岐にわたるので、裏ワザを練習するのには最適だと思います。
裏ワザはもちろんですが、正攻法で解くのにもとてもいい参考書だと思います。予想問題と実際の試験にはやはり超えられない壁があると筆者は思っていて、公務員試験の当日の空気感を模擬的に感じるのにはいいと思います。
この過去問をつかって実際の試験当日と全く同じ時間配分やスケジュールで模擬筆記試験をやってみて、自分がどれくらい得点できるのか見てみるのも面白いかと思います。実際の試験問題(過去問)と、今の自分の得点力(現在地)にどれくらい差があるのか。客観的に図るのはとても大事ですよ。
ワニ本(畑中敦子先生シリーズ)
裏ワザ本が数的推理や判断推理を得意としていないのは先述しましたが、それらが筆記試験でかなりの割合を占めているのも事実です。公務員試験を勉強する際に避けては通れないのが数的推理、判断推理だと思っています。しかし、これらをターゲットにした教材、参考書はとにかく解説がわかりづらいのが難点だと思います。理系ならまだしも、文系の方だと即やる気をなくすレベルの参考書が多いように感じます。
一方、ワニ本シリーズはとにかく解説が見やすく、わかりやすいのが特徴です。解法についても難しくなりがちなものでも、なるべく親しみやすい形に落とし込んでくれているので、ワニ本シリーズをひととおりとき終わって、解法を頭に叩き込んでおけば、ベーシックな問題は解けるようになるかと思います。
ワニ本シリーズに限らず、試験の参考書等の書籍は本に記載されている問題ばかり気にしてしまいがちですが、実際重要なのって問題の解説だったり基本的な考え方の説明の方なんですよね。そこが丁寧に記載されているほど信用できるなと感じてしまいます。
おまけ SPI試験の問題集
実は公務員試験とSPIの問題って結構似ていて、一問あたりの難易度こそ違えど、SPIの知識でも公務員試験って意外と解けてしまいます。SPIも公務員試験も制限時間内になるべく多く問題を解くという点では共通していると思います。
SPIの試験は問題数が多いので、早く正確に解くというスキルが求められます。ので、解説でもなるべく早くための解法が書かれていたりします。それが結構目から鱗で、ワニ本や、過去問や問題集などの本では知り得ない”コスパが高い”解法が載っていたりします。その解法が使えそうな問題が出題されれば、かなり時間の短縮になるので、無駄だからと切り捨てず、一度全クリしてみるのもいいかと思います。
もちろんSPIの試験=公務員試験ではないので、公務員試験だけで出題される類の問題、SPIだけで出題される問題の両者あります。ので全部が全部が役立つわけではありませんし、勉強しても無駄な箇所もあるのでそこは読み飛ばして勉強してみてください。
まとめ
今回は、公務員試験に役立つ最強の一冊についてご紹介しました。具体的には
ポイント
・公務員試験裏ワザ大全は捨て教科も得点につなげられる可能性のある最強の一冊。
・過去問100やワニ本と組み合わせて二刀流で学習を進めるのがおすすめの勉強法!
といった内容でした。
記事の内容が胡散臭くなってしまった気がするので、信用できないと思われる方もいらっしゃる方もいると思います。新品を購入する勇気がないと思う方もいらっしゃると思います。
今回紹介した本は、○ックオフさんなど中古本を扱っているところでもたまに売っていたりするので、一度手にとって試し読みをしてもらって購入するというのでも全然アリだと思います。
筆者としては間違いなくおすすめできる一冊ですので。
駄文散文失礼しましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
ではまた。