苦手な同僚とうまくやっていくコツが知りたい
上司がストレスなので対処法が知りたい
腹が立っても大人の対応ができるようになりたい
そんな疑問にお答えします。
結論
完璧な人間なんて存在しない!相手をよく観察して感謝の気持を持ちましょう。
記事の信頼性
筆者は某県庁の行政職員(技術職)として3年間働きました。
主な担当業務は公共事業で、事業の計画をたてるところから実際に工事を発注して契約するのが主な仕事でした。
ミスが多かったので、よく上司や同僚に怒られていましたが、試行錯誤しながらミスを減らすことに成功しました。
公務員は3年で退職してしまいましたが、当時の経験を発信しながら、現在はブロガー、webエンジニア、ライターとして生きています。
それでは早速みていきましょう。
相手を観察してみる
あなたとあなたの苦手な相手との関係性において、価値観が合わない、性格が合わない、仕事のやりかたが好きじゃない。などなど、相手をよく思わない理由はきっと様々あるかと思いますが、
どれだけ嫌いな人でも100%欠点(短所)しかない・100%嫌いという人は少ないと思います。
言い換えればそれは、その人にも何かしらいいところ(もしくは長所)を持っているということです
この人はこういうところがよくない(嫌い)けれど、こういうところはいい(好感が持てる)人だよなとか。そういった視点をもって接するのはとても重要なことです。
まずは1つでいいので探してみましょう。そうすると相手に対するイメージがきっと変わってくると思います。
相手を注意深く観察することで、他にも相手の良いところが少しずつ見つかってくるかもしれません。あなたが苦手なその人も実はいいところがたくさんあるのではない
好きの反対は無関心とよくいいますが、嫌いな人には感心すらわかないものです。逆に言えば、関心を持つことで、少しずつ好感がもてていくはずです。
あなたにとって苦手な人→嫌いではない人に変えていけるように、まずはその人いいところから探してみましょう。
そもそも、この世の中で自分は100%長所しかない。欠点なんて存在しない。と自信満々に言える人がどれくらいいるでしょうか?
自信過剰な超ポジティブ人間を除いて、自信満々にそんなこと言える人間はほとんどいないと思います。
みんな何かしら今の自分に不満があったり、欠点を感じていて、コンプレックスを抱いていたりするものです。社会の中ではいろんな人間がいます。
みんながみんなあなたが好きな人間ではないでしょう。
でもそれはお互い様なんだと思います。理想としてはそういう相手とは距離をおくのが一番ですが、組織として、チームとして働くには、そういう相手ともうまくやっていく必要があって、そのためにはどう行動するべきなのか。そこが一番大事なんだと思います。
その人になったつもりで想像してみる
筆者が苦手な相手は同じ部署にいる同僚で先輩だったのですが、彼はよく筆者の質問に質問で返してくるところがありました。
時間に追われてすぐに答えが欲しい状況だから質問しているのに、「君はどう思う?」と返されたときに
軽く殺意が湧き、「わからないから聞いてんだわ。なんで質問で返してくる?」と思ったり「このやりとりをしている時間が無駄だわ、めんどくせぇから、他の人に聞こう」と思ってイライラしているだけでしたが
当時のことを振り返ってみて筆者は、相手はなぜそういった行動をとったのかを想像する力が足りなかったなと反省しています。
彼が質問を質問で返してくるときは、正解の方向に誘導しようとい
筆者が今まで学んできたことから論理的に考えれば正解にたどり着けるけれど、迷走しているので、答えの方向に誘導しているようなそういう意図を感じ取ることができました。彼は彼なりに僕が答えにたどり着けるように道順を示していてくれただけではないかと思うんです。
答えを教えるのは簡単だけれど、どういう過程で正解にたどりついたのかが重要だと考えていただけなのではないかと思います。
とはいえ、本当に急いでいるときは勘弁してくれよと思いますが(笑)
そう考えれば、彼の行動は筆者に対して嫌がらせがしたかったのではなく、僕を育てたいという親切心からきた行ものだと推測できます。筆者は単純に教えるのが下手なやつだったんだと思うことにしました(笑)
実際彼は、神経質で細かくめんどくさいやつでしたが、悪いやつではありませんでした。仕事以外ではいいやつでしたし、何度かご飯もごちそうになりました。
一時期はその相手に、口も聞かないほど反抗していた筆者ですが、そう思えるようになってからは気持ちが楽になりましたし、関係も良好になりました。
本人に直接聞いたわけではないので、彼の真意はほんとのところはわかりません。自分目線の解釈というか想像でしかないですが、そういう方に自分のためだと思えるとすごく楽になるので。
こじつけでもいいので、僕のためにしてくれたことだと無理矢理結びつけることで、相手にも感謝と言うか、何かしてあげたいという気持ちが芽生えてくるのかなと思います。
(別に何かしてあげろと言うことではないです。そういうマインド
ポジティブ思考になる
僕が苦手としていた人は、
- 40代独身
- 延々とエクセルで文書を作っている
- かなり神経質
- 仕事しないおじさん
- たまにおかしをくれる
という字面だけみるとなかなかのくせ者だったんですが(実際そうだったんですが(笑))発想を転換してポジティブに考えてみると、意外といい人って思えてきます。
例えば仕事をしないという点を例に考えてみましょう。
実際当時は彼が仕事をしないせいで、筆者の仕事量が増えて、残業が多くなるという関係がありました。
ここで発想を転換してみると、彼が仕事をしないおかげで、僕の時間外勤務が増えて結果的に筆者のもらえる残業代が増えてるとも考えられます(笑)
そのお金でちょっといいご飯食べれる!って考えたら「おっさんありがとう。貢献してくれて」となりますよね。(その分、対価として時間を失っているので筆者にとって損失なことに違いない
ようは気持ちの持ちようだと思うんです。
例えば、100点満点のテストで60点とったとします。
テストで4割間違えたととらえるか、6割正解していると考えるかで印象って変わってくると思います。4割まだ伸びしろがあるって考えられるかだと思うんです。
ネガティブなことをいかにポジティブに考えられるかでモチベーションって変わってくるんじゃないかなというお話でした。
そう考えられるかは難しいと思いますが、うまくいけばきっと相手に対する印象は変わってくると思います。
まとめ
今回は苦手なあの人とうまくつきあうためにはどうすべきかという視点で見てきました。
具体的には、
相手をよく観察する。
相手の立場になって想像する。
ポジティブ思考になる。
でした。
人間ですから誰しも得意でない種類の相手が少なからずいると思います。
ぶっちゃけると、公務員に限っては部署の移動があるので、どんなに嫌いな相手でも数年したらおさらばです。
それでも数年は一緒に仕事をしなければいけない。
そんな時、得意じゃない人が近くにいるのって結構ストレスフルですよね。
仕事以外でなら、距離を取ることも出来ると思いますが、同じ部署の上司や同僚なら仕事上うまくやっていくしかないですよね。
そんなときに
得意じゃない人→嫌いじゃない人に変換できたら仕事の効率やモチベーションにもつながりますよね。筆者はまさにそれでした。そのノウハウが少しでもみなさんの役にたてば幸いです。
本記事の内容は以上になります。最後までご覧いただきましてありがとうございました。