社会人1年目で失敗ばかりしていて悩んでいる。
会社に貢献できているのか不安だ。
このまま会社にいるべきか悩んでいる。
こういった悩みにお答えします。
✔結論
あなただけの価値を提供することによって、必要とされる人材を目指しましょう。
✔記事の信頼性
筆者は某県庁の行政職員(技術職)として3年間働きました。
主な担当業務は公共事業で、事業の計画をたてるところから実際に工事を発注して契約するのが主な仕事でした。
ミスが多かったので、よく上司に怒られていましたが、試行錯誤しながらミスを減らすことに成功しました。
公務員は3年で退職して、現在はブロガー、webエンジニア、ライターとして生きています。
✔目次
そもそも一年目なんて使えなくて当たり前
※最初に前置きですが、この記事を読んでいるあなたが、社会人1年目でないならこの章は飛ばしてもらって構いません。
『社会人1年目で研修も終わり、本格的に業務を始めたが、まだまだ慣れず、失敗続きで会社に貢献できていない。仕事に向いてないんじゃないか。このまま仕事を続けるべきだろうか。』なんて悩んでは鬱々としているあなた。
そんなに悩まなくても大丈夫ですよ。
理由は簡単で、あなたの会社も上司も1年目から使えるなんて、はなから思っちゃいないからです。
そもそも社会人1年目なんて仕事を覚えるための期間です。1年目からバリバリ仕事できるやつなんてごく一部です。マイノリティです。
1年目のほとんどが先輩の仕事を見せてもらいながら自分でも挑戦してみて、結果、失敗して失敗して、そういった経験を積み重ねて、学んで成長して仕事を覚えていくものだからです。
学校で学んだことが少しでも役にたっているなら御の字で、ほとんどの社会人が仕事をし始めてから学んだこと、身につけたことで
戦っていかなければなりません。
社会人1年目はその準備のための期間だと思ってください。
ですから焦らず、しっかり基礎を身につけてください。逆に言えばここでちゃんと基礎を身に着けておかないと、あとあと大変なことになりますよ。
社会人1年目でできないって言ってもしょうがないねとなりますが、3年目にもなるとおやおや?となりますからね。
会社に(組織に)貢献するということはどういうことか?
筆者はよくバリューを出すということについて考えるのですが、『組織に貢献すること=価値を提供すること』
つまり、自分なりの付加価値を提供し続けることであると思っています。
ここでちょっと話が脱線しますが、宴会部長のおじさんの話をさせてください。そのおじさんは普段は全然仕事しないんですが、宴会の席になるとすごい人でした。出席確認や会場の設定、予約から会費の徴収まで完璧にその場を仕切ってくれる、まさに宴会部長でした。
このおじさんは組織に貢献していると言えるか否か。
筆者は言えると思います。『宴会を完璧に取り仕切る』という立派な価値を提供しているからです。
宴会のセッティングって実は結構面倒だったりしますよね。仕事をしないという点だけ見れば、組織にとってマイナスでしかないですが、もしその人がいなかったらなら他の人がやらなければいけないわけです。
他の人がやる代わりにおじさんは宴会の設定というタスクを担っているわけです。他の人に任せてもいいけれど、今までの実績(=信頼)があるので、組織としてもおじさんに任せとけば間違いないから、宴会はいつもおじさんに一任するわけです。
これって組織に対してめちゃめちゃ貢献してますよね。おじさんはおじさんにしかできない形で組織に対して価値を提供しているわけです。多少変化球かもしれませんが、本質的にはこれが組織に貢献するということだと思っています。
でも具体的にどうしたらいい?
おじさんの話はわかったけど、具体的に組織に必要な人材になるにはどうしたらええんや?っていう話なんですが、先程から出てきていますが、あなたにしかできない価値を提供し続けることが近道かと思います。
といってもよくわからないと思うので、今回はフローを用意してみました。
1.自分に提供できる価値を考える。
あなたの強みを仕事で活かせないか?という視点で具体的に活かせる分野を探してみましょう。
2.それを実行してみる。
仕事に活かせそうなことが見つかったら、早速それを実行してみましょう。
3.よりよいパフォーマンスを目指す。
最初からうまくいくことは少ないと思います。どうしたらうまくいくのか。
どうしたらパフォーマンスを最大化できるかを考えトライしてみましょう。
4.実績を積み重ね信頼を得る。
安定的にパフォーマンスを出せるようになってきたら、それを繰り返して
自分のものにしましょう。そして実績もとい信頼を作っていきましょう。
これを繰り返すことで、きっとあなたも必要とされる人間になれるはずです!
まとめ
今回は、会社に貢献できていないと感じる人向けの内容をご紹介しました。具体的には
ポイント
・社会人1年目は仕事ができなくて当たり前、先を見据えて将来への準備、投資の時期と考えましょう!
・組織に対して自分の付加価値を提供し続けることで、会社に必要不可欠な人材と昇華できる!
・最初からうまくは行かないと思うので、どうやったらパフォーマンスを最大化できるか考える!
といった内容でした。
あなたは日々働くことで会社に価値を提供し、その対価として会社からお給料をもらうわけです。
会社に必要な人材であると思ってもらえるようになるには、単に業務をこなすだけでなく、”あなたでなければいけない”と思ってもらえるようなプラスアルファの要素が必要だと思っています。
誰でもできるような単純な事務作業を、上司に言われるままにこなすだけなら、会社としては、別にあなたじゃなくてもはずです。たまたま今はあなたがやっているだけで、同じ給料払うなら、もっと作業が早い人を雇ったほうが会社にとってはメリットがありますからね。
ですから、他の誰にも真似できない、あなただけの価値を提供することが大事になるわけです。
ゆっくり焦らず考えてみて下さい。
参考になれば幸いです。
ではでは。